先日、スタジオに編集チェックに伺いました。

またご一緒して頂きました、尾崎師匠。

水中動画映像ならばお任せあれと言う方です。

東京シーハント
http://www.tokyoseahunt.com/index.htm

地球のあらゆる海中で魚の生態などを映像として残されています。
パワーたっぷりな師匠です。

個人的には歳の離れた兄貴みたいな感じです。

編集チェックの時、水中映像の中でちょっと気になる事がありました。

前回の「魚VS釣り名人」の総集編で紹介された画像を一部貼らせてもらってますがその中のこのシーンの続きですが。。。。
水中ヤエン進行
これは先日の放送分のテレビ画面からのコピーです。

ヤエンの進行シーンです。


この後にアオリイカの下側に入って針に掛かってゆくのですが・・・・・

この時、潮の流れが半端じゃなく、通常ならばラインを張って緩めてでヤエンが跳ね上げるのですが?
アジを抱いたアオリイカ、そのアジに流れの抵抗が加わり、アジが潮に押されヤエンが跳ね上げません。
こんな状況の中ではヤエンの動作も通常の状態では決して起こらない事が改めて理解できました。

ダイワOKヤエンはオモリの形状を進行の妨げにならず、跳ね上げ時にソフトに跳ね上げる方式の形状にしてあります。オカサンヤエンは横の潮流れに押されないように平らなオモリになっています。
このたびのロケ地では激流に近い流れがありどのようなヤエンでもかなり空中で見る動きより制約されているのが理解できます。
まぁ放送される場面を解くとご覧頂ければ判ります。

で、水流に負けないヤエン?
・・・・・そうとう重くなければいけません。でも、重ければアオリに違和感を与えます。

中折れ式ならば良いか?とも考えました。
しかし、映像を見る限りではあまり効果には期待できないのがわかりました。
じゃ、挟んでしまえ!!
これも尚更です。開いた針が受ける水流はかなりの物、開きっぱなしの状態になりますね。

放送される映像で見てもらえば判りますがラインを伝いながらヤエンが進行していくのはさほど問題でもありません。何か進みの良い物が付いてあるヤエンでも同じだと思います。シンプルに水流を受けない形状が良いと思います。

今回の放送内容はかなり見ごたえがあります。

勿論、バラシシーンもたくさんあります。

何故?ばれたのか?
何故掛からなかったのか?
放送を見てよく理解してもらえば貴方が次回釣行した時に大変、為になる映像です。

失敗シーンもありです。幾ら95%の確立でも5%はあります。
その5%を今回見てもらえます。
しかも、全国ネットです。